取り扱い加工種

適正な加工業者自体の選定のやり直し

今まで聞いてきた話の中で一番びっくりしたのは、、、
製品自体を最終工程がメッキだから最終加工会社様(メッキ加工会社)へ手配している。
しかし最終工程が塗装に変更された。
でも変わらずメッキ加工会社様へ注文している。

中間手数料を何社が取っているのでしょうか?
おそらく3社と予想します。

上記が安価なケースもあります。
協力関係にある会社への加工依頼となり、通常よりも安価なメッキ前部材が手に入るケース。
稀だとは思いますが。
この案件は結局コストダウン成功となり、受注となりました。

適正な加工業者を選定するのは必要です。
しかしながら精密板金加工は金属加工の一部と考えられてきた経緯が有り、
中々1業種として浸透しません。

精密板金とは

金属加工業として何を得意としているか?の把握が必要です。
弊社は精密板金加工と精密ワイヤー放電加工です。

平板を切り出し曲げたり溶接したりする事が業種となります。

寸法精度の高い製品を製作することは得意ですが、寸法精度の必要のない案件は不得意です。
不得意な理由としては高精度を保ちたいからです。
寸法精度の必要無い案件の多くに厚板があります。
例 縞鋼板の切断、大きな架台など

例えば
※安価な加工機械を選定

薄板(t4.0まで)寸法精度普通の四角いプレートを製作する場合
タレパンやシャーリング加工、レーザー加工など

厚板(t20まで)寸法精度普通の四角いプレートを製作する場合
機械加工やレーザー

などが考えられますが

寸法精度の高い四角いプレートを製作する場合は
薄板(t4.0まで)タレパンやワイヤー放電加工・エッチング加工(極薄)
厚板(t20まで)機械加工やワイヤー放電加工

となります。

設計される製品の考え方にもよりますが設計図通りの加工を厳格に必要な場合を
除き、コストありきの設計がほとんどの事と思います。

板金図面ではJIS B0408B を選択されることがほとんどですが、まれにJIS B0405mでの
指定がある場合があります。
JIS B0405には曲げ加工の公差がありません。
板金加工では曲げや絞りの公差指定が必要で、そのままでは確認が必要です。
設計の段階で公差を考えると後々、製作時のコストを抑えることは明白です。
もちろん、確認さえすればいいのですが確認中に「ここはこんなに厳しい公差は必要なかった」
という事も有ります。
その図面で動いていた期間、必要のない費用が発生していたことになります。

適正な加工業者自体の選定が必要なのをお判りいただけましたでしょうか?