寸法公差について

寸法公差について

板金加工や機械加工に使用される寸法公差はJIS規格を使用します。

使用する場合は図面のどこかに JIS-B0408-B と記入してください。

下記は該当するJIS規格のJISB0408の表です。
等級がA・B・Cと有り、公差表記のない図面では通常普通公差と呼ばれる B級(JIS B 0408の普通寸法公差)を適用されます。

必要の無い部分に下記以外の公差指定をしてしまったり、必要以上の公差指定はコストアップの要因になります。
特に精度を必要としない場合は指定しないでください。

JIS規格表には A級、B級及びC級はそれぞれJIS B 0405の公差等級 f、m及びcに相当する とあります。

JIS B 0405 とは下記となります。

1.長さ寸法及び角度寸法に対する普通公差(JIS B 0405-1991)
1)適用範囲
 この規格は、個々に公差指示がない次の寸法にだけ適用する。
a)長さ寸法(例えば、外側、内側、段差、直径、半径、間隔、かどの丸み及び角の面取り寸法)
b)角度寸法(通常、図面に指示されない角度、例えばJISB0419が引用されていない直角(90°)、又は多角形の角度を含む)
c)組み立て品を機械加工して得られる長さ寸法及び角度寸法。

ただし次の寸法には適用しない。
a)普通公差について別の規格が適用される長さ寸法及び角度寸法。
b)括弧内に指示した参考寸法。
c)長方形の枠内に指示した理論的に正しい寸法。

2)普通公差

a)長さ寸法

ア)面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差(単位 mm)は下記となります。

※0.5未満の基準寸法に関しては、その基準寸法に続けて許容差を個々に指示する。

イ)面取り部分の長さ寸法(かどの丸み及びかどの面取寸法)に対する許容差(単位 mm)

b)角度寸法

角度の単位で指示された角度寸法に適用されますが、多角形などで慣習として
角度が記入されない場合にも適用されます。

3、図面上の指示
この規格を適用する場合は、表題欄の中又はその付近に下記例のように規格とその等級を指示する。
例 JIS B 0405-m

4、採否
特に指示した場合を除いて、普通公差を超えた工作物でも、工作物の機能を損なわれない場合
には
自動的に不採用にしてはならない。

以上がJIS規格の公差となります。