見積り時のコストダウン

見積りにコストがかかる?

長年のお付き合いがある場合など、お見積もりすれば受注へつながる可能性が高い場合と
初回取引で受注の見込みの立っていないお見積もりの場合の価格差はあるか?ないか?

有ります。
見積りにかかった弊社内のコストは製品製作費用に含まれています。

見積りのまま、流れてしまったら、、、回収できません。

長年のお付き合いが有れば、得意不得意が分かりあい、得意なお見積もりが来る事も有り
例えば、加工できる可能性の高い案件が多くなります。
その為、お見積もり価格に受注確率や受注後の流れを考える必要が無いため
”受注後確認の費用”が含まれません。

まったくの初回取引で有れば、初回のため、価格設定を下げて受注につながる事も有りますが
受注できる可能性は未知のため、受注後の梱包方法や納品方法、また加工自体ができるか
否か図面の隅々までしらみつぶしに加工内容、金型や保有している設備での加工ができるか?
などの”確認作業”が必要です。

上記を踏まえると見積りにかかる時間の差は歴然で”時間=費用”の差は確かにあります。

友人に 見積りにAIを利用すればいいじゃん。と言われたことが有ります。

あまり知られていませんが既に利用しています。(現在のテクノロジーは使える範囲で)
曲げ加工の段取りを自動で行って曲げ可否を確認したり、保有パンチでの割り付けを自動で
行ったりといった事を。

前置きが長いですが、そこで、、
お見積もりの前にできるコストダウン方法です。

見積り図はDXFなどを添付する
見積りする加工会社へ設計環境を合わせる
見積りする加工会社が加工しやすいような取り決めを載せる

そうです。
見積時のコストをどこが支払うかを考える。です。

見積り図はDXFなどを添付する
DXFやDWGを添付する
頂いた図面を基にCAD図化をしないと見えてこない加工内容も有ったりします。
また、純粋に穴径などのマッチングを自動で行いたい部分も有ります。
PDFだけのやり取りだと、いったんCAD図化を弊社で行うわけですが当然、
見積りの価格にCAD図化費用が含まれます。

見積りする加工会社へ設計環境を合わせる
穴径など必要な公差をしっかり管理する。
弊社では保有金型リストを公開しております。

弊社が保有金型リストを公開している理由はここにあります。
DXFなどで頂いたデータを基に見積時に保有金型とのマッチングを行い、見積時間の
短縮を行う事ができます。
穴の径を選定するだけでも保有金型での加工を前提としている場合かそうでないかでは
価格差が生じます。

仮に1個製作の試作案件で3.3φの穴が必要だったとします。
その穴はM3のネジの通り穴とのご指定です。
3.3φの一般的な普通公差は0.1mmです。

つまり3.21φから3.39φの穴で有れば公差内です。

その公差、本当に必要でしょうか?
M3用で有れば、図面には3.3って書いてあるけど、3.2から3.8くらいまでの
穴で有ればいいよ!とご指示頂きましたが3.3φ±0.1で見積もって受注した後に、です。

上記は3.3φだから保有金型が有り良いものの、3.15φ・3.6φと指定されることすらあります。

見積りする加工会社が加工しやすいような取り決めを載せる
上記の様に見積時に確認作業が発生する場合を想定して
図面の端っこに公差指定のない穴径については±0.2以内とするとか
書いてあると、見積時にかかる時間短縮となり価格が下がります。

この場合の価格差って1穴10円程度ですが積もり積もったら、、、