若井製作所ではEUでの規制や指令、アメリカでのDRCなど、様々な環境問題や人権問題への対応を進めてまいりました。
その中で一番最初の取っ掛かりで有ったであろうRoHS指令が2019年の7月より、バージョンが上がるのをご存知でしょうか?
今まで6種の使用禁止物質※でしたが10物質に代わります。
RoHS指令6物質
・鉛(pb)
・水銀(Hg)
・カドミウム(Cd)
・六価クロム(Cr+6)
・ポリ臭化ビフェニル (PBBs)
・ポリ臭化ジフェニルエーテル (PBDEs)
RoHS2.0指令で追加規制される4物質
・DEHP フタル酸ジニエチルへキシル(CAS No. 117-81-7)
・DBP フタル酸ジブチル(CAS No. 84-74-2)
・BBP フタル酸ブチルベンジル(CAS No. 85-68-7)
・DIBP フタル酸ジイソブチル(CAS No. 84-69-5)
具体的にはプラッチックを柔らかくする材料や印刷・塗料に含まれる材料となります。
若井製作所に関わってくるのは、主に梱包材や塗装品となります。
2019年の7月なら、まだ、、、、、、ではありません。
既に対策済みかどうかの問い合わせも始まっており、対策を進めている真っ最中です。
思えば10年程前、RoHSに翻弄され、苦ーい記憶が有りますが、すべては地球規模の環境対策のため、未来の地球にやさしい製造を進めていく所存です。(大げさじゃなく)
※一般にわかりやすいように規制物質のことを禁止物質と記載しています。
他のページでも禁止物質と記載してありますが、「使用(含有)を制限されている物質」という意味で「制限物質」が正しいです。