若井製作所では毎年11月に行う、品質月間があります。
品質向上を目的とした1年に1度のキャンペーンです。
測定器の校正
社員一人一人スキルマップによる自己採点
機械確認
工程内確認
社外品質調査
など、色々とこの時期に一遍に。
2018年度の品質月間では 昨年に引き続き工程内不良率1% を議題として掲げました。
1%と言う数値がどのようなものなのか?を検証するためです。
1年を通して行った感触としては通常の加工と難加工は別物という事です。
基本的な通常加工の他に技術力が必要な案件の1%と工程数が少ない案件の1%とは重みが違います。
通常加工品以外の加工品は寸法検査の回数が増えます。
工程増となるわけですが、品質維持の面からは決して避けて通れない道筋となります。
全社員で1か月間一生懸命考えて、どこに不良発生ポイントが有るかを見極め、情報を案件ごとの作業指示書に残して、次の加工に繋げる。
当たり前のことですが、品質向上のため、徹底ポイントとして掲げ来年に繋げたいと思います。
毎年ながら測定器の社内校正もこの時期に合わせて行います。
弊社では測定器のノギスは1年の有効期限を取り決めており、日常点検は毎日行い端末からシステムへの点検記録を残し、変化のない状態を保ちます。
下記はノギスなどの校正用品 ミツトヨのセラキャリパチェッカ
すべてはいつも変わらぬ高品質の為。