工程の見直し

加工の工程について

切削加工品や鋳造品などを板金加工に置き換えできればコスト的なメリットを出すことができます。
しかしながら板金設計には若干のノウハウが必要なのも確かです。

お客様の中には設計は切削で考えて、板金で加工できるか?をそのまま切削図面のまま、
お問合せを頂く事があります。

ご依頼いただく内容としては切削加工品を板金加工品に置き換える案件が多いです。

まずは板金加工のデメリットです。
切断面が汚い
ダレが生じる
バリが生じる
金型が必要

切断面は、、、せん断面とも言います。
綺麗に切れているように見えますが金型で挟んで引きちぎった結果切れたの
表現が正しいかもしれません。
ただの四角いプレートで側面もきれいにしてください、、、と頼まれると
困ります。
弊社ではせん断面を目立たなくする様々な方法を選択しご提案できます。

ダレについて
ダレる量を聞かれると非常に困ります。
材料種によっても違うし
板厚によっても違うし
気温によっても違います。
上記が複合して変化します。(度合いは少ないですが)
少しRがついてちょうどいい感じと捉えて頂けるとありがたいのですが。

バリについて
切削加工でもバリは生じますが板金加工のバリは板のため、バリ取り機なるものが
有り、ヤスリを使った手加工よりも安価に取ることができます。

金型が必要
切削加工では簡単な穴があけられないことが有ります。
例えば14.15φの穴が必要だとします。
公差がうるさくなければ切削加工では14.15φで加工すればいいのですが、
通常保有していないことが多いです。(弊社は保有しています。リストです。)
保有していない場合14φで穴あけしてからリーマーを通します。
異形穴の場合は金型をパズルのように組み合わせた加工を施します。
(またはワイヤー放電加工やレーザーを使用します)

続いてはメリットです。

ブロックからの製作ではないため、材料費用が安価になることが多い
長い形状の物や箱ものなどを真鍮で製作していた会社様が板金でと持ち込まれたことが有りました。
元のお値段を後から聞いたらびっくりするような金額でした。
1個の価格で5個は製作できました。

必要な面しか作らないため、重量が軽く作れる
当然、軽くなります。
軽くなった分、2次処理費用も安価となります。

個数を多く作れば作るほど安価になる
複数個同時にブランク加工ができるため、安価になります。

公差を厳しく設定・管理できる
精密板金ならではですがタレパンに載せたら機械が0.04mm以内の公差で切り出してくれます。
曲げ加工時においても素材の板厚変化こそ有りますがネットワークを介したプログラムでの加工
を行うことにより、厳格に公差管理ができます。

以上です。
是非ご検討ください。