日本の 町の あなたの 板金工場
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2023年12月 ファイバーレーザー溶接機導入

満を持してファイバーレーザー溶接機を導入いたしました
WELDTOOL社様のWT-FL1500です
非常にコストパフォーマンスが高く、メンテナンス性が高いです
肝心の性能は作業者の育成次第のご披露となりますが期待が高い機械です

薄板を専門に行ってきた弊社の精密板金加工に幅が広がることに期待しています

既に一部のお客様にはご案内しておりますがどんどん切り替えられるものはご提案させていただきます

2022年 材料高騰について

2022年6月時点で史上最高値更新中

上記のグラフは鉄鋼材料の相場推移です
1974年、、、オイルショックから始まっています。

鉄・銅・アルミ・ニッケル
すべての材料が史上最高値を更新中です。

コロナと戦争の影響です。

パンデミックと戦争なんて人類初めての経験ではないでしょうか。

グラフにも出ていますがリーマンショックやバブルなんて非じゃありません。
コロナで徐々に上がってきて、お客様に大変心苦しいのですが単価の修正をお願いした矢先に、国は最低賃金を上げる。
それに加えて戦争、、、鉄鋼材料の供給不足の懸念から更に上昇するでしょう。
実際、10月に更に値上がりは確定です。
すべてタイミングが悪すぎます。

材料を大切に使い切る事がマスト条件ですが、当たり前のことを当たり前に行うだけでは企業価値なんて上がりません。

ニッケルが落ち着いてきたかに見えましたが304系は上昇が止まらない。
アルミはとうとう1g1円を超えるかもしれません。
1円玉が原価割れです。

どう乗り越えていくか。
出来る事を出来るだけ の精神に繋がっていきます。

COVID-19の影響

今年は何といってもCOVID-19の影響を受けた年でした。
一番、COVID-19の影響についての報告 の要請に対しての対応に追われたのが印象に残っています。
ご報告が遅れましたが弊社は何事もなく全従業員、関連、お取引会社様を含め、健康状態を確認しながら通常営業を続けさせて頂いております。

皆様のご健康とCOVID-19の終息を願って、来年はある程度良くなる方向と位置付けて前向きに進んでいきたいですね。

極薄板スポット溶接機入れ替え

弊社には極薄板用と通常薄板用のスポット溶接が有りましたが極薄板用のスポット溶接機が故障しました。
薄板用は0.1mmから1.0mmまでの板が溶接出来る優秀な機械でした。
Panasonic製のインバーター式でした。

故障しサービスマンを呼ぶ事となりましたが到着後、パーツの製造が終わった製品だと分かりました。
1から新たに製造する事もできるそうですが納期が1か月以上との事で断念し新しい機種を導入しました。

インバーター式は製造が終了しコンデンサー式となりました。

Panasonic製 コンデンサ式小形精密抵抗溶接機 YG-501SPF

20年使用した前溶接機は無理も効き本当に良い機械だっただけに、新溶接機への期待値マックスです。


これから、溶接条件を探す長い旅に出ます。

新しいサーバー

今まで使用してきたサーバーが今の時代に合っていない古いサーバーなので
セキュリティ関連のプログラムもアップデートできない始末。
サーバーのお引越しをしました。
セキュリティも格段に上がり、動作もキビキビといい感じです。
しばらくは様子見が必要ですが、さらなるWebイノベイトをと目論んでます。

これからも若井製作所をよろしくお願いいたします。

超音波脱脂洗浄機 リニューアル

当社では、アルミ加工品などの脱脂洗浄を社内にて行っております。

板金業界では珍しいらしく近隣では導入実績がないそうですが、客先要望が強く長年使用しておりました。
乾燥層の不具合により新規入れ替えを行いました。

入れ替え中の様子

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AMADA DASSY400PRTR指定化学物質には該当しないクリーンな洗浄システムです。
洗浄時に傷がつきやすい事とRoHSやREACH規制に対応するため、社内での脱脂洗浄を選択しました。
液剤はNSクリーン(炭化水素系洗浄液)を使用します。
DASSY400は超音波で強力に油を落とします。
乾燥機にて乾燥させるため、洗浄シミ等を極力少なくできます。

社内にて洗浄治具を製作し洗浄シミの軽減を行っております。
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